記念版に触発され。
年に何回かさくらちゃんブームがくるわけですが、今回の波はいっとうひどくてくらんぷさん全体で再熱しています。そして急に思い立ってアニメ再放送の録画を狂ったように観始めました。さくらちゃん神。観るたびに新しい発見があって震える。おおお面白いよううう。なんだこれすごい。ちなみに漫画も読むたびに新しい感動があります。漫画は漫画でさくらちゃんワールドできれいでかわいくて最強なんですけどアニメはアニメで情報量いっぱいで情緒たっぷりで美味しい。そしてキャラ萌え激しい。追記以下で感想にもならないおたけびメモ。
これめっちゃほしいんですけど。
とりあえず今クロウカード編見終わりました!正直もっかいかぶりつきで見たい!今回は流れを追うかんじだったので。
とはいえ一話一話に心の中で叫びながら食い入るように見ていたわけで、各話に言いたいこといっぱいあるんですけど観るのに夢中でそんな残せなかったので記憶に残ったことをつれづれと。
・アニメ版の小狼くんが陥落していく様を追っていくのが楽し過ぎて身悶え。なにこのひと!!!
・ほえ〜!という叫びがまったくあざとくなくてふつーにかわいいさくらちゃんの奇跡。丹下さんも神ってことですね。
・知世ちゃんの包容力やばい。
・ さくらちゃんが知世ちゃんの手をナチュラルに引いて歩くシーンが毎回ツボすぎてじたばたする。ああああかわいい!!!このふたりかわいい!!!ふだんはわりと知世ちゃんの方が冷静というかマイペースというかしっかりっぽいのに、手を引くのはさくらちゃんの方が多いんだよなあ。
・ 改めて観ると、最初から雪兎さんは雪兎さんなりに本当にさくらちゃんのことを大事に思っていて、可愛がっているんだなあ……という気持ちになりすぎて涙が止まらない。それがさくらちゃんと同じベクトルではなくても。彼は彼なりに「シスコン」みたいな。きっとあれは確かに愛おしさで、海より深い家族愛なんじゃないかなとか。クイズリレーのときとか。
・そんでやっぱり木之本きょうだいは、なんだかんだでお互いをすっごく大事に思っている、んだよなあ。いつも怒ったり微妙に褒めたくなさそうにしていても、さくらちゃんはぜったいにお兄ちゃんのことを守るって決めてるんだよな。かっこいいきょうだいである。
・『夢』の意味深回!!!!!好きすぎる!!!!これ何回も見たわ……いやぶっちゃけどの話もみんな大好きなんですけど、ってかこんなに信者してるアニメなくて我ながら引くレベルなんですけど、夢のカードのあの……伏線ばらまくというかお兄ちゃん!雪兎さん!小狼くん!!!みたいな。はああ。
・最後の審判の「いちばん 好きなひとがいない世界」も裏返して考えると意味深というかフラグというか! 小狼くんのいちばん好きなひとってこのニュアンスおい!!!(邪推)お兄ちゃんのいちばん好きなひとは、雪兎さんだけじゃなくてやっぱりさくらちゃんも「いちばん好きなひと」ってこと……かよ……聖家族……。あのいじわるだって愛の裏返しですもんね!あとこれ地味にりかちゃんが熱もなくスッと先生から視線を外すシーンがいちばんすごいと思った。なにこの表現鳥肌……(いい意味で)。それから撫子さんの写真ないのなにげダメージでっかい。
・ところでいちばん好きなひとを忘れる、は審判者には適用されないのか……?
・あとあのボイスが歌ってくれたのって、まあさくらちゃんの深層意識とか鈴とかあるのかもしれないけど、クロウカードたちの「いちばん好きな主」を忘れたくなくて、って深読みをしたい。 カードたちは主人がいちばん好き、なんだし!だってカードとさくらちゃんの組み合わせちょう好きなんだもん!!
・ そいえば最初の熱出しでの「お母さんが見えて安らいだ笑みを浮かべるお兄ちゃん」「お母さんがきていたことを息子から聞いて微笑むお父さん」「お母さんがいてくれた気がすると笑うさくらちゃん」というこの霊感家族すげええええ!なんか泣ける!ってなりました。
・さくらちゃんはもうほんとわたし史上無敵のかわいさを誇る主人公なんですけど、ヒロイン系ではなくてやっぱりヒーロー系なんだよなーと思ったり。そこが好きなんです。かっこいいから可愛いんです。異論は認める。いやだってツインの話で小狼くんと苺鈴ちゃんの仲裁するやつとか、どっちかというと李家ふたりの方がメイン幼馴染みカップルっぽい思い出と立ち位置と行動で、さくらちゃんはふたりの背を押すめっちゃ人気出る系の脇役みたいな……。そういうとこが好きなんです(ぜんぶかよ)。魔法少女は守られる側じゃなくて自分のすべてで大好きなひとたちを守る側なんだ、と、勝手に思ってます。それでも、たったひとりの誰かにとってだけ、ヒロインに見える。そこで少女漫画になれるというか。
・大事なのは、守ってくれるひとじゃなくて、大好きだとおもうひと。なんでもないときに一緒にいるひと。いたいひと。
・小狼くんがリターンのときは「いつもビデオ〜のやつ」といってた知世ちゃんのことをいつの間にか「大道寺」と呼んでいて、ボイスのときは(さくらちゃんの憔悴に負けた面もあるとして)必死に頭絞ってるってことに感動。さくらちゃんとも、恋とかそういうのは抜きに、最後の審判の頃にはもうすっかり仲間っぽくなってることとかも。ちゃんと「友達」になれているんじゃないかなあと思います。さくらちゃんは小狼くんに迷わず頼み事をするし、小狼くんもさくらちゃんの能力に期待しているし。時間は進んでいて、そして情は育っていくんだなあ。
・べつにどうってことない随所でなぜか涙腺が緩んでひどい。
・ケロちゃんは地味に男前。いつも食べてゲームしてばっかだけど!
・さくらちゃんがレリーズした直後に杖をぶんっ、ビシッ!ってするのがかっこよすぎて痺れる。とくにダッシュのときにキッと覚悟を決めて杖を取ったあとの殴りつけるみたいな動作がマジ……かっこいい……そしてあのときのさくらちゃんの気持ちを思うとつらすぎる……。
・でもダッシュの回のラストでチア服で小狼くんに駆け寄るところ、光あふれる方へ走っていくシーンがすっっごい好きです。
・クリスマスの話で山崎くんが鉄棒やったあとに千春ちゃんにブンブン手を振るやつめっちゃ好き。
・いつも勇気をくれる君のようなひとでありたい、って知世ちゃんがさくらちゃんのために歌うのに泣かない人なんていないはず……。
・ことあるごとに知世ちゃんにだきつくさくらちゃんの構図が好きです。なんというか無邪気で真っすぐな友情って感じにぶわっとくる。原作よりマイルドだからそんなに百合っぽく感じないんだよなー。親友。いや原作もそれとはまた違った知世ちゃん独自の想いでもある気がするけど。それはそれとして百合でもべつにいいんですが。なんだろうな、この不思議な魅力。
・あと今更ながら知った大川さんの働きっぷり。ほんっっとうありがとうございます。
・それにしてもツインといいボイスといいクロウさんはいったい何考えてカード作ったんだ……暇をもてあましたクロウさまの遊び……。
・そういえばクイズリレーの知世ちゃんの私服は半端ない可愛さ。
・最後の審判の、ユエさんの鬼畜ぶりはこれさくらちゃん死ぬだろレベルである。
・アニメのちょっとした間の取り方とか風景の描写とかがすごくぜいたくで好きです。わりとたっぷり使っているのに各話起承転結しているのがすごい。
・ なんとかしなきゃ!とかなんとかできるかも!って言うときのさくらちゃんの凛々しい顔にときめきが止まらない。
・カードに用途を告げる、というか「ウィンディ!」と言う前の「我に向かう敵を退けよ!」みたいな感じのさくらちゃんの命令が、ファンタジー系の詠唱にしては意外にもシンプルだけどしっかり魔法っぽくてすごい好きです。すごいと好きしか言ってない。
色々書き出してすっきり。あーブルーレイボックスほしー。詰め込みダビングしたら大事なシーンで止まったかと思えば次話に飛んじゃったり映像ガッタガタだったりでぐぬああああ!ってなっているので。
はやく封印されたカードにたどりつきたい!世界一かわいい「やぁだ!」が聴きたい!